今回は 「ほこり発生試験」 についてご紹介します。
以前、羽毛ふとんのほこり についてお話したとおり、
羽毛製品からの ほこり は、健康への影響が懸念されるため
「ほこりの発生試験」は、CILラベル発行にあたり 必要な試験項目の 1つです。
「ほこりの発生試験」
- 1:試験試料
出来上がり寸法 15×15cm 2個
生地JIS L0803添付白布(ポリエステル)
縫い方:1cmの縫い代で地縫い返し、コバステッチにする。 開口部を5cm開けておく。
開口部から羽毛を充填後、開口部を0.2cm幅の二条縫いで閉じる。
針数15針/3cm
充填量 10.0g/個
- 2:測定装置
光散乱方式デジタル粉じん計
透明アクリル製シリンダー(内径29cm高さ50cm)
錘(1kg)直径8.5cm
- 3:操作
試料を調整室(約20°C、65%)に入れ、12時間以上放置する。
シリンダーにミニふとんを入れる。 その上部30cmの位置より、1kgの錘を落下させほこりを発生させる。
粉じん測定器は落下5秒前にスイッチをONにして、測定時間1分の値を読み取る。
羽毛ふとんを 安心・安全にご使用いただくことも いい睡眠につながります。
ぜひ 試験のご依頼お待ちしております。