かさ高性試験(ダウンパワー)

20年以上前は お客様から、かさ高 とはふとんの厚みですか?との質問が多くありました。

かさ高とは、羽毛の膨らみ度合い を数値化したもので「mm」で表記されます。

2012年 3月まで使用されていましたが、現在では 羽毛のかさ高性を示す指標として

ダウンパワー「cm3/g」表記が一般的となっています。

ダウンパワーとは 1gあたりの体積を表します。

 

☐ 試験方法

1. スチーム法で前処理をした羽毛 30gをステンレスシリンダー(内径 29cm)に入れます。    2. 荷重用円盤(94.3g)を乗せ負荷をかけます。                                  3. 2分後、試料の高さ(体積用スケール)を読み取ります。

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ダウンパワーの数値が高いほど、同じ羽毛の量でもふくらみが大きく高品質な羽毛といえます。

 

CIL ホームページでは 試験方法はもちろん、装置 や 前処理 についても詳しく紹介しています。