羽毛製品を購入した際、
「少しにおいが気になる」と感じたことはありませんか?
この “におい” については、品質不良なのでは?と心配になるかもしれませんが、
羽毛は水鳥の毛で天然の素材なので、
しっかり洗浄していても、自然のにおいが残ることがあります。
■においが気になるときの対処法
・風通しの良い場所で陰干し
直射日光を避け、風通しの良い場所で数時間~半日ほど陰干しすることで、
湿気が抜け、においが軽減されることが多くあります。
・空気を入れ替える
羽毛製品に空気を含ませ押し出す、
これを繰り返すことで、内部の湿気が放出されにおいの軽減につながります。
※強く叩いたり、無理に押しつぶす必要はなく折りたたむようなイメージです。
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・湿気の少ない場所で保管
これだけで、においはだんだん薄くなります。
新品特有の “こもったにおい” が一緒になっていることも多いので、
おろしたてで におい に気づきやすいというのもあると思います。
■見えないからこそ 検査が大事
羽毛製品は中身が見えません。
そのため「清浄度」という項目で、羽毛が十分に洗浄されているか、 埃やにおいの原因となる塵埃などが多くないかを検査しています。
当社でも羽毛の清浄度測定を行っていて、
今年は測定環境を安定させるために 専用の台座 を新しく作りました。
地味ですが、安心して使ってもらうための大事な部分です。
羽毛のにおいは天然素材ならではの特徴で、時間とともに薄くなることが多いです。
あたたかい冬になりますように!
