今年の1月より始まりました臭気検査共同研究の
最終報告会が8月4日に行われました。
例年、特定の時期に羽毛の臭いに関する問題が発生しております。
羽毛原料についての臭気(官能)検査規定はありますが、
現状、関連企業様は大変苦労されているようです。
今回の共同研究は
臭気検査の官能評価(主観評価)に加え、
機器での(客観評価)測定方法や
羽毛臭・カビ臭・薬品臭の臭いの強さの基準を設ける為
関連企業様6社と研究を行いました。
機器測定方法については、各企業様のご協力により
ご提供頂きましたサンプルから収集された臭気データをもとに
測定方法や、合否ラインを決定しました。
臭いの基準は、第一薬品産業様にアドバイスを頂きながら
基準臭作成を行いました。
決定した内容に基づき、運用していく中で
改善の余地はまだあるかと思いますが、
引き続き関連企業様のご意見・ご協力を得ながら
寝具業界の品質管理基準の手助けとなれるよう努めてまいります。
尚、詳細は8月5日付け繊維ニュースに掲載して頂きました。
出所:繊維ニュース