鳥種混合率(グース・ダック)

鳥種試験

羽毛の鳥種について 説明します。

鳥種には ダック(アヒル)、グース(ガチョウ)があります。

これは  ふとんにした際の価格に影響が出るため、

表示通りの鳥種がふとんに充填されていることが大切です。

単純に ダウンが大きいからグース、ダウンが小さいからダック とは限りません。

鳥の種類、飼育環境、飼育期間 にも左右されます。

これを試験で確認することができます。

肉眼での  ダック   グース  の判断は非常に難しく

CILでは、マイクロリーダー60倍を使用して判断します。

 

(試験手順)

組成混合率試験の二次分析のダウンを4等分しその一つを試験試料とします。

不足した場合対角の1/4を取り追加します。                         (試料は個数で100個、重量で0.05gの両方を満たす事)

ダウンを1つ1つ丁寧に以下の7項目を鑑別していきます。

この中で、特に重視しているのは 節の大きさ です。

① 節と節の間隔

② 小羽枝の節の状態

③ 節の大きさ

④ 羽枝の繊度

⑤ 節の有無

⑥ 小羽枝

⑦ 小鉤

CILでは表示違反の無い羽毛原料の流通撲滅のため日々努力しています。

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三角の節が大きい(正三角形に近い)       三角の節が小さい(二等辺三角形)