寝具の通気性能とは、空気の通りの良し悪しの性能を示すものです。
この性能が良いと 寝ているときに寝具と身体の間に熱がこもりにくく、
快適な寝床内環境が保てることになります。
以前は 夜寝る際、エアコンでの温度調節はせず、
夏の掛け寝具としてタオルケットを使っていた時代がありました。
しかし、近年では熱帯夜対策として 夜もエアコンを利用することが多く、
単に薄手のケットだけを使用することも少なくなっています。
現在の夏の寝具の性能条件は、
適度な通気性と保温性のあることが必要となっているようです。
弊所では、通気性試験 として実施することが出来ます。
試験対象になるものは ケット類(タオルケット、キルトケット、ダウンケットなど)の
夏向けの寝具となります。
※類似の試験で「通気度試験」がありますが、生地の空気の通りの悪い方が良いとなります。これは、充填物が羽毛や羊毛の場合通気度が悪いと充填物が生地から吹き出すため、吹き出しがしにくいことを測定するものです。弊所では「通気度試験」「通気性試験」両方行っています。