保温性測定

「厳寒の候」を挨拶に使う時期、

1年のうちで一番寒さが厳しいとされているそうですね。

今月は 今の時期に最適な、寝具の【保温性】について書いてみます。

 

求められている寝具の性能は様々ですが、要求度の上位に入るのが【保温性】です。

測定方法は JIS 及び 科技振法 で規定されており、

寝具の暖かさを数値化することが可能となっています。

 

弊所で保温性測定を行った場合の単位は :tog(トグ)値でご案内します。

但し、JIS の測定では clo(クロ)値 となりますので、ご希望により換算してご報告可能です。

※室温 21℃ の環境に安静にした状態の人間が、快適と感じる着衣量を 1clo と定義しています。

(ちなみに 0clo は裸の状態)

数値が大きいほど保温性が高いことを意味します。

 

必要な tog値 は人によって異なります。

年齢を重ねると基礎代謝が低下するため、tog値 の高い寝具を必要とします。

年齢だけでなく、性別・体型などによっても異なりますので

寝具を選ぶ際の1つの指標にされてはいかがでしょうか。

 

tog値 について 下記リンクをご参照ください ♪

http://www.cil.or.jp/comfort/#sec01

 

CIL睡眠環境研究所にて 保温性測定 のご依頼を承っております。

お気軽にお問い合わせくださいませ。